1.最初FUJINETと仕事をスタートしたとき、どんな不安があったか?
FUJINET社のオフィスにお伺いさせて頂き、ベトナムオフショアの取り組みを開始し11年が経過しました。一般論と同じにはなりますが、やはりコミュニケーションの問題による品質面の不安・委託資料作成/翻訳/受入れの発生により、逆に効率が悪くならないのか等の不安がありました。
2.その後、どのように変わるか?
ベトナムオフショアを開始し、手探り状態でスタートした部分もあり、当初は様々な問題もありましたが、FUJINET社様との共栄方針「堅固な信頼関係を構築し、品質と効率を追求することで共に成長しましょう」を掲げ、一歩一歩、歩んで来た結果、現在では、日本側開発メンバーと同等の位置づけとして考える事が出来るまでに至っており、オフショア開発は特別であるという考えは、ほぼ無くなっています。 当社が委託させて頂いている案件は、小中規模で短納期カスタマイズ案件で委託数も多いですが、リソース管理も適切に行われており、納期遅れもなく安心してお願いさせて頂いております。
3.将来はどのように期待するか?
日本側の開発者にも同じ事が言えますが、現在委託させて頂いている案件は、設計書作成に多くの時間をかける事が出来ない事もあり、経験が大きく作業効率・品質に影響します。更に経験を積む事でシステム理解度を上げて頂き、作業効率向上・更に難易度の高い部分の開発協力をして頂く事を期待致します。
又、日本では、人材不足によりIT技術者が少なくなっている中でも、弊社はベトナムオフショアの協力を受ける事で難局を乗り切る事が出来ています。今後もその状況は変わる事はないと考えております。弊社アレクシードグループであるアレクシードベトナム(ベトナム法人)だけでは、対応する事が出来ない事も多く、今後もFUJINET社のご協力は必要不可欠です。引き続き、「堅固な信頼関係」の構築・維持できるように、ご協力をお願いします。
1.FUJINETとはオフショア契約を結んで5年程になります。
スタート時は「通訳者を介して仕様がきちんと伝わるの か」、「仕様通りのプログラムが出来上がるのか」「希望通りの期限内に納品されるのか」などが不安で、実際、仕様認識の行き違いのために手戻りが発生することが多々ありましたが、私どもの希望に応えたいという向上心が非常に高く、ものすごく努力されたので、さほど時間がか からずに満足いく成果を上げていただくようになりました。
2.今では一部のプログラムについては詳細設計から依頼で きるようになりました。
現状は使用頻度の高い標準機能プログラムのカスタマイズを主に依頼していますが、今後さらに弊社パッケージ製品(電脳工場シリーズ)の知識を深めていただき、オプション機能プログラムのカスタマイズについても依頼していきたいと思っていますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
1.最初FUJINETと仕事をスタートしたとき、どんな不安があったか?
コミュニケーションの部分でどの程度迅速に仕事を回していけるかには不安がありました。 またオフシェアのネガティブ部分についてはやはり懸念していました。
2.その後、どのように変わるか?
プログラムの品質やスピードについて満足できるレベルで安心しました。
3.FUJINETは まだ出来ていないところはどこですか?
弊社側の課題でもあるのですが、もう少し複数のジョブを回していけるようになることが理想です。
4.将来はどのように期待するか?
ラボ人数を増やして距離や言葉の壁を感じないような開発運用ができていくことと、
自社サービスであるタブレットPOSレジでさらなる開発貢献を頂きたいと思っています。
システム開発を成功させるためには、技術力はもちろんですが、プロジェクト関係者の信頼関係が非常に重要だと考えています。 当初、日本とベトナムという、文化・言葉・場所が異なる環境で、信頼関係を構築していけるのか不安に思っていました。
しかし、開発チームの仕事ぶりを拝見していく中で、それらの不安は解消されました。
「確かなスキルを持ち、自分自身の成果に納得いくまで作業する方」
「1つ1つの仕事を確実・丁寧にこなしていく方」
「残業で遅くなったときでも常に笑顔を絶やさず作業する方」
日本でのオンサイト作業、ベトナムからの作業報告、最終的な成果物などを通して、皆さんが非常に前向きに仕事に取り組む姿勢を拝見させていただきました。 そして、我々と開発チームとの間を取り持ってくれる通訳者も、作業の進捗状況にあわせて一緒に残業や休日対応をしていただき感謝しています。 今では、私はチームの皆さんをとても信頼して仕事をすることができます。
現在、詳細設計から結合テストのPhaseを中心にプロジェクトに参画していただいています。今後はさらに作業領域を広げ、基本設計や総合テスト等の作業にも参画していただけるようになることを期待しています。
コンテンツ印刷システムをFUJINETラボで開発を行って頂きました。
7月中旬より全国のユーザーに向け、サービスを開始しました。 約1ヶ月稼働してまいりましたが、現時点で不具合はなく、順調に 稼働できております。
クライアント様より、新規システムのリリースで、不具合が無い案 件は初めてのことだそうです。大変お褒めを頂きました。
振り返り思うことは、FUJINETの開発能力の素晴らしさはすでにSKC として理解していましたが、改めて素晴らしいと思いました。
あと、今回一番感じたのは日本企業の要望にマッチした体制を即決断 できることだと感じております。
今回はリリース直前(5-7月)にかなりの負荷をおかけしたかと思い ますが、それを乗り切る体制、および開発者様の精神面は日本企業に とってはとてもありがたく、日本とベトナムの距離を感じることが、 とても少なかったです。
今後ともよろしくお願いいたします。
1.最初FUJINETと仕事をした時どんな不安があったか?
2004年からお付き合いがスタートし、当時はまだ従業員が30名程度でした。また日本からのオフショア開発は中国が主流でした。そんな中、日本語とベトナム語で意思疎通がうまくとれるのだろうか?
プログラム開発する際に日本独特の商習慣を理解してもらえるのだろうか?開発者のスキルは中国と比較してどの程度なのだろうか?と不安一杯でした。
2.その後どのように変わったか?
ベトナムの方々は、仕事熱心で勤勉で向上心の高い方が多く、我々の説明を時間を惜しまず一生懸命聞いて頂き、内容を十分理解してくれました。また、当社に定期的に長期派遣(1~2年)で常駐してもらったことで、日本語および日本文化に触れながら、当社のサポートのやり方やプログラム開発の標準化を学び、お互いの生産性の向上を年々図ることができました。
1.最初FUJINETと仕事をした時ど んな不安があったか。
まず、最初に知りたかったことは、どんな人達が、どんな環境で仕事をしているかが知りたかったです。そのためには、とにかく現地を訪問して、直接、自分の目で見て、スタッフと触れ合って、 感じ取ることが大切だと思いました。
どんな人達とは、どういう教育を受けていて、何が得意で、今、何ができるかという技術面と仕事に対する熱意(モチベーション)という意識面の2面です。
熱意(モチベーション)は本人の意識と現場の環境で左右されますので、そのような部分に意識をもってスタッフが毎日仕事をできているかが知りたかったです。
もう一つ重要な課題として、コミュニケーションがありました。どのような方法で仕事を伝達するか、問題が発生した時に、どの様に対処できるか、その際に、言語の壁が邪魔をして、ちゃんと伝わらない、時間がかかるなど、最終的に満足する成果が出ないのでないかという不安です。
インフラ的な開発環境(ネットワーク環境やセキュリティー面)も気になりました。
2.その後どのように変わったか。
技術面はサンプルの仕事をやってみれば、すぐに判断できました。最初は技術レベルとコミュニケーションの方法を見極めるシンプルな開発からスタートし、 段々と大規模で複雑なシステムへ参加させていきました。スタッフにより技術レベルの差があるのはあまり気になりませんでした。それより、 いままでやったことのない新しい開発分野でも、全員にチャレンジする意気込を感じました。そして、リーダーやマネージャーが各スタッフのモチベーションを引っ張っていけていると実感しました。
コミュニケーション面はすべて日本語で会議ができるし、ドキュメントもすべて日本語で受渡しなので、日本人だけで作業するよりも、しっかりとした日本語のドキュメントが履歴として残ることには驚きました。
ベトナム人スタッフを日本に滞在させて、1ヶ月ほど一緒に仕事をすれば、モチベーションの高さは他の日本人スタッフにも通じますし、親近感が湧いて、コミュニケーションも増えてきます。
5年間のオフショアの間で数名のベトナム人スタッフは言語移植→プログラミング全般→詳細設計以降すべて→基本設計以降すべて→SE全般と個人の技術レベルを上げ、いまでは日本社内に常駐し、日本語でブリッジSEをこなすまでになりました。