社長ご挨拶
初めに、平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
私はホーチミン市工科大学を卒業後すぐに日本語を勉強し、1994年~1996年東京のIT会社に研修する機会を頂きました。
日本への愛を感じながら、ベトナムへ帰国し、2000年にFUJINETと名付けて会社を設立しました。以来、FUJINETは日本向けソフトウェア開発(会社の90%の売り上げを示す)に専念しました。
FUJINET社は日本のお客様とともにWin-Win精神で長く発展することを心掛けています。弊社は高品質・高生産性を実現し、納期を守り、創造性を備えた製品を作ることを最も重要視しています。
これを行うために、FUJINET社は次のことを行っています。
(1) ベトナムの大学情報学部を卒業した優秀な人材を採用し、20年以上の日本のお客様とのソフトウェア開発経験を活かした、ベトナム文化と日本文化を組み合わせた新入社員向けのトレーニングを実施しております。
(2) 全社的にCMMIレベル3国際規格を適用しています。生産管理部はこの基準を実行するために、現場の管理者、開発者をサポートしています。
(3) 2000年から現在まで社員教育としての日本語教育を実施しています。現在、FUJINET社には経験豊富な日本語教師(日本人教師を含む)が多数在籍してる日本語教育課があります。日本語教育課では社員が学習しやすくために、社内でさまざまなレベルのクラスを開いています。
(4) 2007年から東京に支社を開設し、それを元に2015年から子会社FUJINET JAPANを設立しました。FUJINET JAPANは日本のお客様から案件を親会社FUJINET(ベトナム)に依頼することにサポートをしています。また、FUJINET JAPANはベトナムからFUJINETのエンジニアを招き、東京、大阪等にのお客様に常駐して開発作業に従事させ、またお客様の開発手法を習得します。 数年後、これらのエンジニアはベトナムに戻り、顧客とFUJINET社との間のブリッジの役割となりソフトウェア開発をサポートします。
(5) FUJINETは、新しい技術の学習、研究に注力しています。 長年にわたり、ビッグデータ、クラウド、ブロックチェーンに関する多くのプロジェクトを行ってきました。2018年から、FUJINET社は新技術研究開発センター(R&Dセンター)を設立し、AI技術の研究を中心にしています(ディープラーニング、機械学習、人間認識、オブジェクト認識、文書認識など)、研究開発センターは、日本の顧客から多くのAI関連の研究開発プロジェクトを受けています。
(6) オフショア開発に加えて、FUJINET社は日本のパートナー企業と協力してベトナム市場向けのIT製品を提供したいと考えています。 ドイモイ政策により、ベトナムの経済は1990年代から力強く成長し、日本企業にとってもますます重要な市場になっております。
FUJINET社の全社員は、「給与を支払うのはお客様です」と理解しています。
その精神で、すべての社員はお客様から与えられた仕事を尊重し、期待通りの結果を出します。
FUJINETは、長年にわたってご協力して頂いたお客様に感謝しており、また多くの新たなお客様との新たな出会いを楽しみにしています。
代表取締役会長(兼)CEO
グエン・ダン・フォン
当社FUJINET SYSTEMSの経営方針につきましては、
代表取締役会長兼CEO グエン ダン フォン氏よりインタビュー動画をご覧ください。